ハゼとエビの共生

みなさんこんにちは、アクアリンク千葉です(‘◇’)ゞ

今回はアクアリウム水槽でも人気の海水の魚とエビのご紹介をしたいと思います!

その前に皆さんは”共生”という言葉をご存知でしょうか?

例えばAとBという生き物がいたとして、その2種類は同じ場所で生活しています。

このとき一緒に生活することで、”AがいるとBが得をし、逆にBがいるとAが得をする”ことを”相利共生”と呼びます。

一番有名なのはクマノミとイソギンチャクの関係でしょうか。クマノミは毒のあるイソギンチャクに入ることで外敵から身を守ることができ、逆にイソギンチャクはクマノミがいてくれるおかげでイソギンチャクを食べる生体をクマノミが追い払ってくれるのでお互いにメリットがあります。またクマノミはイソギンチャクに餌を運んでくれることもあります。

次に、”AがいるとBが得をし、しかしBがいてもAは特に得をしないこと(害は受けない)”を”片利共生”と呼びます。これは例えば大型生物とコバンザメが例にいます。コバンザメは大型生物に貼りつくことで餌のおこぼれや遠くに運んでくれるメリットがありますが、逆に大型生物からしてコバンザメはいても何のメリットもありません。逆に害を受けることもありません。

こんな感じで、一緒に生活することでお互いにメリットがあったり片方にだけメリットがあることを大きくまとめて”共生”と呼びます。

ちなみに、”AがいるとBが得をし、BがいるとAは害を受ける”ことを”寄生”と呼びます。寄生虫などがいい例ですね。

それを踏まえたうえで今回ご紹介するのは、共生ハゼと共生エビです!

こちらはヤシャハゼとランドールピストルシュリンプです。

この2匹は非常に面白い生態を持っていて、エビが掘った巣穴にハゼが住まわせてもらっています。これだけ聞くと、せっかく掘った穴にハゼが無理やり入り込んでエビはいい迷惑じゃないのと思われるかもしれません。

しかし、そうではないのです。エビはとても視力が弱く、身体も小さいので天敵に狙われやすいです。なのでハゼはエビの巣穴に住まわせてもらう代わりに、その天敵から身を守るために見張り番をします。

エビの長い触覚は常にハゼに触れており、もし危険が迫ればハゼはエビに危険を教えてあげて敵に威嚇したり一緒に巣穴に隠れます。そして安全と分かればまた顔を出して見張り、エビは頑張って巣穴を作ります。お互いにメリットがある、これは相利共生になりますね!この関係のハゼとエビは様々な種類がいてどれも綺麗な体色をしています。

この興味深い関係はもちろんアクアリウム水槽でも見ることができます。自然界で行われているこの共生を間近で見ると可愛くて興味深く本当に面白いです(*^-^*)

臆病な性格をしているので、大型魚がいると巣穴から出てこなくなってしまう可能性があるので小型水槽で飼育するといいですね!

今回は共生エビとハゼのご紹介でした!弊社は関東全域でアクアリウム水槽の設置やメンテナンスを行っています。今回の海水魚の他にも淡水魚、古代魚、海水風淡水魚水槽、造花水槽など様々なジャンルを取り扱っています。もし水槽に興味がある方や、設置をしたいがどうしたらいいかわからないという方がいましたらぜひアクアリンクにお問い合わせください!お待ちしており(*’▽’)

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この記事を書いた人

2019年より水槽のメンテナンス部、アクアリウムデザイナーを経て、アクアリウムプランナーとして、クライアント様の想像を超えるアクアリウムを日々ご提供しております。

創業から21年間のノウハウが詰め込まれたブログになりますので、アクアリウムにチャレンジしてみたい方にとって、有益な情報になるかと思います。
ご質問がある方は弊社のお問い合わせフォームよりご連絡ください。

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