プロテインスキマーについてご紹介!

みなさんこんばんは、アクアリンク千葉です(‘◇’)ゞ

今回は海水魚水槽で必須とも呼べる機材をご紹介したいと思います!

特に珊瑚水槽では絶対必須の機材です(・_・;)

 

 

こちらはプロテインスキマーという機材になります。

画像のような形はほんの1例であり、様々な形のスキマーが色んなメーカーさんから販売されています。

海水魚が生活している海水には食塩など様々な物質が含まれており、淡水に比べて粘性があり、空気を吹き込むと細菌や不純物が泡状になって浮いてくる性質があります。

プロテインスキマーはこの性質を利用した器械になります。

お魚などの排泄物や餌の食べ残し(たんぱく質)はバクテリアによって分解され、アンモニア(有害)→亜硝酸(有害)→硝酸塩(ほぼ無害)へと変化していきます。

硝酸塩はお魚には比較的無害ですが、水質に敏感なサンゴ類たちはとても苦手で、成長阻害や白化現象を起こしてしまいます。さらに硝酸塩が濃くなればコケが発生しやすくなったりお魚の体色が悪くなったり無害とはいえ、いいものでもありません。そのため私たち人間が水換えという形で硝酸塩を取り除く必要があります。

プロテインスキマーはなんと、バクテリアが分解する前のたんぱく質の状態で取り除いて有害物質や硝酸塩の発生を抑えるという画期的な機材です!ちなみに白点病の原因である白点虫、その仔虫も取り除いてくれると言われています。

お魚メインのインテリア水槽ではあるとコケ対策になり、水換えの頻度が減らせます、硝酸塩が天敵の珊瑚水槽に至っては必須中の必須です。

プロテインスキマーの種類は主に2種類あり、エアーリフト式とベンチュリー式です。

エアーリフト式はエアーポンプと木製のエアーストーンを用いて細かな泡を発生させ、上に溜まった不純物を取り除く方法です。主に小型水槽に使われています。

ベンチュリー式はエアーポンプやストーンの代わりに協力なポンプを使用し、泡をたくさん発生させて不純物を持ち上げる方法です。オーバーフロー水槽など濾過槽がある場合は濾過槽にこのタイプのスキマーを入れて使用することが多いです。

メンテナンスの方法などはそれぞれのメーカーさんやスキマーによって構造が変わってくると思うのでここでは割愛します。

注意点は、上手くエアーの調整をしないと不純物がしっかり上昇してくれないこと、スキマーによって適正水量があるので置いている水槽の水量を調べて購入する必要があります。そして問題はお値段です。小型水槽であればまだいいのですが、60cm以上になるとスキマーのお値段もかなり高価になってきます。

以上がプロテインスキマーのご説明になります。

水換えの頻度を減らせる、水の黄ばみや臭いを抑えられる、コケの発生を抑えられる、病原菌なども取り除くことができるなど高価ですがその分このようにインテリア水槽にメリットがあることをたくさんしてくれる機材なので、海水魚メインの水槽でまだ導入されていないという方はぜひ導入してみてはいかがでしょうか?(^o^)

弊社でも海水魚水槽をやられているお客様で汚れに悩んでいる場合にご提案させていただくこともあります!(^^)

弊社は関東全域でインテリア水槽の設置やメンテナンスを行っています。海水魚水槽やサンゴ水槽、水草水槽、アロワナ、テラリウムなどほぼオールジャンルを取り扱っています!

もしインテリア水槽をやってみたいな…とお悩みの方がいましたらぜひアクアリンクにご相談ください(^^)

水槽空間プロデュース企業アクアリンク公式サイトはこちらから!

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この記事を書いた人

2019年より水槽のメンテナンス部、アクアリウムデザイナーを経て、アクアリウムプランナーとして、クライアント様の想像を超えるアクアリウムを日々ご提供しております。

創業から21年間のノウハウが詰め込まれたブログになりますので、アクアリウムにチャレンジしてみたい方にとって、有益な情報になるかと思います。
ご質問がある方は弊社のお問い合わせフォームよりご連絡ください。

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