海水魚水槽の敵、シアノバクテリア

みなさんこんにちは、アクアリンクスタッフ千葉です(‘◇’)ゞ

今回は海水魚水槽におけるとある厄介な敵をご紹介したいと思います!

それはコケの仲間なのですが…、赤ゴケと呼ばれるものです。

正体はシアノバクテリアの仲間です。名前の通り赤くアメーバ状をしていて、気付いたらちょっと発生していて何も対策しないと凄まじい繁殖力で増殖していきます。

非常に見栄えが悪く、せっかく綺麗なインテリア水槽として置いていたのにこれでは見ごたえがありません…。

シアノバクテリアは地球で初めて光合成をした生き物で、それから現代にかけて過酷な環境を生き抜いてきただけあって、生命力がとても強いです。擦れば簡単に落ちますが、すぐにまた生えてきます。

その赤ゴケはサンゴを飼育している場合、そのサンゴの上にまで広がってしまうためサンゴが光を吸収できず死んでしまいます。

この赤ゴケの原因は水槽に対して水流が足りず水が淀む、お魚や餌の量が多いことによる水質悪化、光量が強いなど様々な理由があります。茶色や緑のコケはシッタカ貝やマガキ貝が食べてくれるのですが赤ゴケは食べてくれないのでこれまた厄介です。実は私も自宅で海水魚水槽をやっていてこの赤ゴケが出てしまったときは焦りました…汗 

対策は、カミハタさんが出しているアンチレッドと呼ばれる商品が一番効果抜群です。3日にわけて投薬していきますが、ネットで見ても弊社スタッフに聞いても、自宅で試してもしっかり消えたという結果です!結構おどろおどろしい色をしていますが、お魚にも無脊椎にもサンゴにも安全とのことです。ただイソギンチャクには場合によっては影響が出てしまうので、規定量より少なめに入れた方がいいかもしれません。

あとは出ないように対策をすることですね。水流ポンプを入れたり、光量を抑えたり、餌の量や魚を減らしたり…そうすれば出にくくなると思います!サンゴの場合は光量を抑えるのは難しいですけどね…(*_*)

これをやることで見栄えが悪くてなかなか気持ち悪い赤ゴケを出さず、美しいインテリア水槽が維持されるはずです!

以上今回はシアノバクテリアのご紹介でした!

弊社では関東全域で水槽の設置やメンテナンスを行っています。インテリア水槽や子どものために、会社に置きたいなど様々な理由で水槽を置かせていただいています!

今回の海水魚水槽のほかにも川に生息する水草や熱帯魚水槽、一風変わった海水風淡水魚水槽、造花水槽、古代魚水槽など様々なジャンルを取り扱っています!もし水槽の設置やメンテナンスが気になった方、ぜひアクアリンクにご相談ください!弊社は24時間お問い合わせを受け付けています!

水槽空間プロデュース企業アクアリンク公式サイトはこちらから!

 

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この記事を書いた人

2019年より水槽のメンテナンス部、アクアリウムデザイナーを経て、アクアリウムプランナーとして、クライアント様の想像を超えるアクアリウムを日々ご提供しております。

創業から21年間のノウハウが詰め込まれたブログになりますので、アクアリウムにチャレンジしてみたい方にとって、有益な情報になるかと思います。
ご質問がある方は弊社のお問い合わせフォームよりご連絡ください。

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