ウミガメのようなカメ、スッポンモドキ

みなさんこんばんは、アクアリンク千葉です(‘◇’)

今回はお魚ではなくカメの紹介になります。

海で優雅に泳ぐウミガメを一度は飼育してみたい…と思ったことはありませんか??

ウミガメは学術的・伝統的な理由がない限り捕獲や飼育は禁止されています。学術的というのは生態の研究であったり保護活動のことを言います。水族館などはこれを理由にして展示をされています。

なので一般の方が飼育するのはほぼ不可能です。

しかし、ウミガメのようなとあるカメは私たち一般人でも飼育することができます。

そのカメというのが…

このスッポンモドキです!

インドネシアやオーストラリアの河川や沼地に生息しています。ウミガメは海で生活しますが、このスッポンモドキは淡水で生活をしています。

大型のカメで大きい水槽を用意しなくてはいけないですが、人懐っこくアクアリウム水槽では人気のある種類です!

よく”スッポン”と”スッポンモドキ”ってなにが違うの?っていうお話しを聞きます。

まず違いが甲羅の硬さです。スッポンはやわらかいのに対し、スッポンモドキは硬いです。そして前足後足の構造の違いです。スッポンは先端が指のように分かれているのに対し、スッポンモドキは指先がなく、ウミガメのように完全にヒレの形をしています。そのためスッポンは陸地でも歩くことができますが、スッポンモドキは完全水中生活で、メスは産卵時は陸地に上がりますがそれ以外では陸地にあがることはありません。

飼育下でも陸地はほぼ必要ありません。

食性も雑食性でなんでもよく食べます。人工餌やエビ、小魚、アカムシなど食べてくれます。

水質はPh7.0~7.5の弱アルカリ性を好み、水温は26℃~30℃と高水温を好みます。

水槽のサイズは最低でも幅120cm奥行60cmは必要です。基本的にはとても丈夫な種類ですが、ベビーの時は水質や水温に注意し、日光浴か紫外線ライトなどを用意してあげないと上手く甲羅や体の成長がうまくいかなくなる場合があります。

水槽のろ過ですが、カメは水をかなり汚すので、一番いいのがオーバーフロー水槽、その次が掃除が簡単な上部ろ過フィルターです。

アクアリウム水槽といえばレイアウトを結構こだわりたいっていう方が多いと思うのですが、このような大型の生体はせっかく作ったレイアウトを崩すことが多いのでできればシンプルにしたほうがいいかと思います(;’∀’)

また、カメ類で気を付けたいのがコード類です。オーバーフロー水槽であれば濾過槽にヒーターなどを入れてしまえば大丈夫ですが、上部フィルターですと水槽内にヒーターなどを入れないといけないので、噛まれないように対策しないといけません。

このようにしっかり設備を用意し、水換えや餌をしっかり行えばとても丈夫な生体です。他のカメにはないブタのような鼻や、慣れると近付いて餌くれアビールしたりするのがとっても可愛いこのスッポンモドキ、是非飼育してみてはいかがでしょうか?(^^)

ただ、近年では乱獲などの問題で野生の数が減ってきているようです。そのため入荷が以前より少なかったり入手し辛くなっています。もしお迎えすることができたら、是非最後まで可愛がってあげてください(^^)

弊社は関東全域でアクアリウム水槽の設置やメンテナンスを行っています。

今回のスッポンモドキや、水草水槽、海水魚水槽、テラリウム水槽など様々なジャンルを取り扱っています!もしアクアリウム水槽を設置しようかお悩みの方がいましたらアクアリンクにご相談ください(^^)

水槽空間プロデュース企業アクアリンク公式サイトはこちらから!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

2019年より水槽のメンテナンス部、アクアリウムデザイナーを経て、アクアリウムプランナーとして、クライアント様の想像を超えるアクアリウムを日々ご提供しております。

創業から21年間のノウハウが詰め込まれたブログになりますので、アクアリウムにチャレンジしてみたい方にとって、有益な情報になるかと思います。
ご質問がある方は弊社のお問い合わせフォームよりご連絡ください。

目次