水槽の夏場対策

みなさんこんばんは、アクアリンク千葉です(‘◇’)ゞ

5月中旬ですが、場所によってはもう夏の気温になりつつありますね…朝夜は比較的涼しいですが…。

夏や高気温と言えば、アクアリウム水槽の水温上昇に気を付けなければいけないですね。特に小型水槽は大型水槽に比べて暑さや寒さに対する水温変化のスピードが速く、何も対策していないとお魚やエビ、水草、サンゴなどが大ダメージ受けてしまいます。

今回はアクアリウム水槽での暑さ対策を書いていこうかなと思います!

まず、夏場対策は何があるのか…という話ですが、水槽用クーラー、冷却ファンを使用する…という方法があります。(部屋のエアコンで管理するというのもありますが、今回はこの2点についてお話しします。)

このような冷却機材は高水温に弱い海水魚やサンゴ水槽では必須レベルであり、淡水魚でも海水魚より水温耐性はあるとはいえ、高水温が苦手な種類がほとんどなのであって損はありません。

水槽用クーラーは非常に高性能で、大型水槽でも型によっては存分に威力を発揮してくれます。水温も好きなように設定できますし、製品によってはヒーターを直接繋げて温度管理も可能です。もちろん小型水槽でも使えます。

デメリット(?)なのがその金額であり…一番小さいクーラーでも数万以上するため中々に高価です…。また稼働中はクーラーの裏側から排熱をするため、置き場所を考えて設置しなければいけません。

海水やサンゴを飼育してる方やお金に余裕がある方は是非購入しておきたい機材です。

 

次に水槽用の冷却ファンです。こちらは扇風機のように風を起こし、その風を水槽の水面に当てて水を蒸発させる気化熱を利用して水温を下げるという機材です。

様々なメーカーさんから発売されており、形も大きさも様々です。水槽用クーラーと違い簡単な構造をしており、設置も水槽の上に吸盤などで置くだけということでとても安価で売られています。

安価で取り付けも簡単ならこっちの方がいいじゃん!と言いたいところですが…実は冷却能力はそんなに高くありません。というか、60cm以上の水槽ではあまり力になってくれないかと思います。クーラーと併用して使うならいいと思いますが、基本的には小型水槽用と考えた方がいいでしょう。

そして先程”水を蒸発させる気化熱を利用”と書きましたが、蒸発ということは水槽の水がどんどん減っていきます。さすがに目でわかるくらい減っていくというわけではありませんが、小型水槽だと数日であっと言う間に減っていくためその都度足し水を行わなければいけません。

また蓋をしてる場合はそれを外さないといけないのでお魚やエビなどの飛び出しリスクが増えます。

クーラーとファン、どちらも一長一短ですが、やはり大型水槽での飼育や金銭的に余裕がある方は水槽用クーラーを購入することをオススメします。小型水槽で足し水全然OKという方は冷却ファンでいいと思います(^^)

これから本格的に暑さがやってきますので、しっかり暑さ対策してお魚たちと一緒に夏を乗り切りましょう(*‘∀‘)

弊社は関東全域でアクアリウム水槽の設置やメンテナンスを行っています。

アクアリウム水槽のデザインも海水魚や水草水槽はもちろん、珊瑚水槽や本格的なネイチャーアクアリウム水槽、テラリウム水槽、海水風淡水水槽など様々な種類があります!

もしアクアリウム水槽を設置してみようかお悩みの方がいましたら是非アクアリンクにご相談ください!

水槽空間プロデュース企業アクアリンク公式サイトはこちらから!

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この記事を書いた人

2019年より水槽のメンテナンス部、アクアリウムデザイナーを経て、アクアリウムプランナーとして、クライアント様の想像を超えるアクアリウムを日々ご提供しております。

創業から21年間のノウハウが詰め込まれたブログになりますので、アクアリウムにチャレンジしてみたい方にとって、有益な情報になるかと思います。
ご質問がある方は弊社のお問い合わせフォームよりご連絡ください。

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