イソギンチャクのベッドで寝るハマクマノミ
投稿日: 2022年05日13月 作成者: アクアリンク株式会社 総務部 千葉
みなさんこんにちは、アクアリンク千葉です(^^)/
今回は海水アクアリウム水槽で成長すると色が変化するお魚を紹介しようかと思います。
今回紹介をさせていただくお魚は
ハマクマノミ

ハマクマノミが生息しているのは、西太平洋やインド洋のアフリカ東岸などで、日本では奄美諸島より南で見ることができます。
浅いサンゴ礁域などに棲んでいるため、ダイビングやシュノーケリングなどでも見ることができ、とても人気のあるお魚です!
体長は10cm前後、長い卵型で平たい体をしており、尾びれの後縁は丸くなっています。
ハマクマノミは白いラインが頭部に一本入っているのが特徴ですが、幼魚の頃は白いラインが2~3本あります。
体が大きくなるにつれて白いラインが消え、一本になっていくという生態です。
メスとオスとではオスの方が体は小さく、色も明るい模様をしています。
産卵期は夏で、メスは一回の産卵で約1,000個の卵を産み、約3週間のペースで産卵を繰り返します。
クマノミの仲間であるハマクマノミは普段、他のクマノミ同様にタマイタダキイソギンチャクの中に隠れて生活している魚です。
ちなみにタマイタダキイソギンチャクとは触手が丸く、ふんわりとした形をしている愛らしいイソギンチャクです。

ハマクマノミはあまり他の魚から狙われることがないため、水槽での他のお魚との混泳も問題ない魚です。
ただし、ハマクマノミ同士は縄張り争いで衝突することがあります。
幼魚の頃は群れて仲良く泳いでいますが、成長するにつれて生存本能が強くなるのでしょう。
前述したようにイソギンチャクに入って生活をしており、クマノミの中でもイソギンチャクに入りやすいお魚です!
休んで寝る時にはイソギンチャクに包まれるように寝ていたりするので、ライトを消して明かりが暗くなった時にもかわいらしい姿が見れる可能性があります!
もし興味がありましたら是非飼育してみてください!(^^)/
弊社は関東全域でアクアリウム水槽の設置やメンテナンスを行っています。
海水魚水槽やアロワナなどの大型魚水槽、テラリウム水槽など様々なジャンルを取り扱っています。
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都内大学の海洋生命科学部科を卒業後、アクアリンク株式会社へ入社。
持ち前の魚の知識や生態系の学問を通して水槽メンテナンスチームに所属する傍ら、得意のキャラクターデザインを使った魚のイラストなどの制作にも携わる。
2019年より総務部を兼務し、社内SNSやブログへの掲載活動にも活躍の幅を広げている。