メタリックに輝くハゼ・ニジイロボウズハゼ!

みなさんこんにちは、アクアリンク千葉です(‘◇’)ゞ

今回は淡水インテリア水槽にオススメのお魚をご紹介します!

 

 

名前は”ニジイロボウズハゼ”というボウズハゼの仲間です。

一見地味に見えますが、よく見ると鱗がメタリックに輝いて見える綺麗なお魚です。特にオスは繁殖期になると更に体色が美しくなり名前のようにまるで虹色に輝いているかのように見えます。

インドネシア原産で全長は6cmほどです。

ボウズハゼという名前の由来はお坊さんの頭に似ていることから…らしいです。ボウズハゼの仲間は実は日本にも生息しているんですよ(^^)

ちなみにボウズハゼの仲間は色彩変異個体が多いことや海と川を行き来する生態を持ち、生息域が非常に広いことから種類の分類や個体が困難でよく似た種類が他にもたくさんいます。

 

ニジイロボウズハゼというより、ボウズハゼの仲間は面白い特徴を持っています。

腹びれ2枚をうまく合わせて吸盤を作り、岩や流木などにくっつくことができるのです。

他のお魚とは違い泳ぐというより、この吸盤をうまく動かして移動します。その様子がなかなか愛らしいです(^^)

そしてこのニジイロボウズハゼは草食性が強くアクアリウム水槽内ではコケ掃除としても役立ってくれるのです。掃除屋さんといえばプレコやオトシン、コリドラスなどを思い浮かべますが、意外にもコケ掃除として働いてくれる生体は結構いるのですよ( ̄▽ ̄)

 

では飼い方を書いていきますね。

 

ニジイロボウズハゼは6cm前後にまでしかならないため30cm水槽など小型水槽でも飼育することができます。

水質は中性~弱アルカリ性を好み、水温は23℃~25℃が適正です。高水温に弱い傾向があるので夏は冷却装置を付けてあげてください。

pHに関してはpH6.5くらいの弱酸性まででしたら問題ないため水草水槽での飼育も可能です。

 

ニジイロボウズハゼは温和な性格をしているので他種との混泳が可能です。ただ逆に気性が荒いお魚がいるといじめられたりしてしまうため、ネオンテトラなど大人しいお魚と一緒に飼育するのをオススメします。

基本的に丈夫で飼育しやすい種類ですが、ちょっと大変なのが餌です。

本種は草食性が強くほとんどの個体が人工飼料を食べません。

コケが生えている水槽でしたらそれを食べて生活できますが、コケがなくなってしまったり元々綺麗な水槽での飼育だと餓死してしまう危険があります。

その場合冷凍アカムシやイトメなどを入れてあげると食べることがあります。

また、個体によっては一瞬で人工飼料に餌付いてくれる場合もあるので、まずは一度食べるかどうか試してみるといいと思います。その場合はプレコやコリドラス用に販売されている草食性の餌をオススメします。

 

ちなみにショップで販売されているニジイロボウズハゼのほとんどがオスの個体ですが、稀にオスメスのペアで販売されていることがあります。

上記で述べたようにボウズハゼは海と川を行き来する性質があるため基本的に繁殖は不可能です。ただ、繁殖行動から産卵までの過程は見ることができるので、その様子を観察してみたい場合はペアを購入してみるのもいいと思います。

 

プレコやオトシン、コリドラスとは違った姿形、泳ぎ方をするニジイロボウズハゼ、もし変わったコケ取り生体が欲しいなとお考えの方はこのお魚を入れてみてはいかがでしょうか??(^^)

今回はニジイロボウズハゼのご紹介でした!

 

弊社は関東全域でインテリア水槽の設置やメンテナンスを行っています。

水草水槽やネイチャーアクアリウム水槽、海水魚水槽、金魚水槽、造花水槽など様々なジャンルを取り扱っています。

もしインテリア水槽を導入しようかお悩みの方がいましたら是非アクアリンクにご相談ください!

 

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この記事を書いた人

2019年より水槽のメンテナンス部、アクアリウムデザイナーを経て、アクアリウムプランナーとして、クライアント様の想像を超えるアクアリウムを日々ご提供しております。

創業から21年間のノウハウが詰め込まれたブログになりますので、アクアリウムにチャレンジしてみたい方にとって、有益な情報になるかと思います。
ご質問がある方は弊社のお問い合わせフォームよりご連絡ください。

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