ウミガメとアクアリウム
投稿日: 2014年01日20月 作成者: アクアリンク株式会社 総務部 千葉

一昔前までは、普通に熱帯魚屋さんでも売られていたウミガメ。
しかし今では世界中で法律で保護されている希少動物である。
たくさんの種類があるウミガメだが、
主に、アカウミガメ、アオウミガメ、マイタイ、というのがメジャーな種類である。
マイタイという種類は、日本人ならご存知の通り、[べっこう]という素材に使われるカメである。
べっこうのメガネなどは有名であろう。あの茶色っぽい独特の柄のものである。
甲羅をはがしてべっこうにするという技法だが、今ではビックリするようなことだが、
昔はウミガメはたくさんいたので特に問題視されなかったのだろう。
しかし、今では水族館や私たちアクアリンク他、
ごく一部の業者以外は保有する許可すら下りないとても希少な生き物である。
いつか海が綺麗になって乱獲が無くなり、
ウミガメが以前のように熱帯魚屋さんで普通に売られるような時代が来る事を祈るばかりである。
その時には、皆様への水槽レンタル、水槽リースと一緒に、
小さなウミガメを一緒に泳がす事ができるかもしれない。
都内大学の海洋学部を卒業後、アクアリンク株式会社へ入社。
持ち前の魚の知識や生態系の学問を通して水槽メンテナンスチームに所属する傍ら、得意のキャラクターデザインを使った魚のイラストなどの制作にも携わる。
2019年より総務部を兼務し、社内SNSやブログへの掲載活動にも活躍の幅を広げている。