砂に潜るフグ・クサフグ!

みなさんこんにちは、アクアリンク千葉です(‘◇’)ゞ

今回はアクアリウム水槽でも人気の海に生息している可愛いフグをご紹介します!

 

 

こちらがそのフグです!背中が草のように緑がかっていることから”クサフグ(草河豚)”と言われています。

海で釣りをする方はご存知かと思います。釣り糸を鋭い歯で切ったり餌を横取りしたり釣り人にとってはもしかしたら憎きお魚かもしれません(;´Д`)

しかしそんな憎いクサフグも実際飼ってみるとめちゃくちゃ可愛いんですよ…!

 

クサフグは日本の北海道から沖縄と生息域が幅広く、浅い岩礁や砂地、汽水域にまで姿を見せます。簡単に釣れるお魚ですが、ショップでの販売価格は500円~2000円とかなり幅がありますね。入手するなら色々と注意点がありますが、釣りや網などの採集で採ってくるのもありだと思います。

 

最大全長は約20cm前後で、最初は数cmほどの幼魚でもあっという間に大きくなります。

クサフグは面白い生態を持っていて、普段は河口などの砂底で眼の周りだけを砂の上に出して潜っていることが多いです。泳いでいても危険を感じたりすると砂の中にダイブして隠れます。

その隠れてる様子私も見たことあるのですが、頭に砂をかぶって目だけ出してる様子はめちゃくちゃ可愛いです笑本人は隠れてるつもりですが、人間が見るとバレバレですね(;’∀’)

 

ちなみにクサフグも食用とされていますが、当然フグ毒を持っているのでふぐ調理師免許を持っていない方は絶対に捌いて食べたりしないでくださいね。

 

以下飼育方法を書いていこうと思います!

まず水槽サイズですが、ショップや通販で購入する場合は数cmほどとまだまだ小さい幼魚ですが成長スピードが速いので最初から60cm水槽を用意しておくといいでしょう。

フグ類は水を汚しやすいためろ過機はできればオーバーフロー水槽をオススメします。厳しい場合は外部式ろ過機にしましょう。

適正水温が24℃前後と高水温が苦手なので夏は冷却装置が必須となります。23℃以下も体調を崩しやすくなるので常に温度が一定になるようにヒーターも使用するといいです。

塩分濃度ですが、汽水で飼育している場合と海水で飼育している場合があるのでショップで購入する場合はどのくらいの濃度で飼育していたか店員さんに聞くことをオススメします。

上記でも説明しましたが、クサフグは砂に潜る性質があるので体を傷つけにくいパウダー状の砂を厚めに敷いてあげてください。

餌は人工飼料やクリル、冷凍エビやイカ、小魚など食べてくれます。生餌は水を非常に汚すのでかならず換水などのメンテナンスは怠らないようにしてください。

混泳ですが、基本的に単独飼育を推奨します。少し気が強く好奇心旺盛な性格なので同種でも他種でもケンカしたり鋭い歯で噛み付いたりして相手を弱らせてしまうことがあります。また、エビやカニなどの甲殻類は混泳不可です。もし入れてしまうとフグの3時のおやつに……。

またフグは病気になりやすい一面があるのでアクアリウム水槽のまだバクテリア等が全然立ち上がっていない設置初期にいきなり導入したり、餌を必要以上に与えてメンテナンスをサボッたりしてしまわないように気を付けてください。

ちょっと気難しいフグですが、砂に潜って様子を伺う姿や人に慣れて餌くれダンスを披露してくれたりプカプカ泳ぐ様子など他のお魚では見られない愛らしくて面白い行動をしてくれるので鑑賞というよりペット感覚に近い形で癒してくれます(^^)

 

もしフグを飼育したいとなった場合、このクサフグなんていかがでしょうか??(*’▽’)

今回は釣り人の天敵だけど飼育してみるととても可愛いクサフグのご紹介でした!

 

弊社は関東全域でアクアリウム水槽の設置やメンテナンスを行っています!

海水魚水槽やサンゴ水槽、水草水槽、テラリウム水槽、アロワナなどの大型魚水槽、海水風淡水水槽など様々なジャンルを取り扱っています!

もしアクアリウム水槽を導入しようかお悩みの方がいましたら是非弊社アクアリンクにご相談ください!

 

水槽空間プロデュース企業アクアリンク公式サイトはこちらから!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

2019年より水槽のメンテナンス部、アクアリウムデザイナーを経て、アクアリウムプランナーとして、クライアント様の想像を超えるアクアリウムを日々ご提供しております。

創業から21年間のノウハウが詰め込まれたブログになりますので、アクアリウムにチャレンジしてみたい方にとって、有益な情報になるかと思います。
ご質問がある方は弊社のお問い合わせフォームよりご連絡ください。

目次