白点対策にはICHがオススメ!

みなさんこんにちは、アクアリンク千葉です(‘◇’)ゞ

今回はお魚のご紹介ではなく、便利な用品のご紹介です!用品と言っても薬品ですが…汗

 

この時期はヒーターを入れても水温が下がりやすく、更に暖かい日は水温差が出やすいです。水が冷たかったり水温差が大きいとお魚が体調が崩しやすくなり、病原菌も活発になりやすくなります。

 

特に代表的な病気は白点病ですね。お魚が痒そうに体を擦ったり体に白い点々が付くのが特徴的です。こちらの白点病は一般的な病気とはいえ放置していれば生体が全滅しかねない厄介な病気です。

アクアリウム水槽では特に気を付けたい病気です。

私のブログでも今まで白点病の対策について記載していきましたが、今回も白点病に役立つアイテムをご紹介していこうと思います!

 

それがこちら!

 

 

ICH(アイシーエイチ)という淡水海水兼用の薬品です。こちらの主成分はオキシドールです。オキシドールといえば人間のケガや消毒に使われる有名な薬品です。

こんなもの水槽に使って大丈夫なの!?と思われるかもしれませんが、平気なのです。なんとサンゴやイソギンチャク、エビ、水草が入っていても問題ありません。

これらの生体はカタラーゼという分解酵素を持っているためオキシドールが入ってもすぐに分解されるのです。

逆に病原菌などはカタラーゼを持っていない為オキシドールによって死滅していきます。

 

ちなみにICHの主成分は先程オキシドールと書きました。こちらは薬局などで売っているオキシドールとほぼ同じ濃度なので市販のオキシドールでも代用することができます。

使用方法もほぼ同じです。

 

使い方ですが、ICHの使用方法をほぼそのまま書いていきますね。

飼育水4Lにつき0.5ccを毎日2週間投入するだけです。

いきなりドバッと入れるのではなく、1日の添加量の1/3ずつ分割して添加してあげてください。添加間隔は30分程度が目安です。

殺菌灯や吸着材を使用している場合はICH使用中は一時的に使用を中止してください。

 

ICHは120ml、250ml、500mlの3種類が販売されています。大型水槽になれば当然必要添加量は増えて行くので、それぞれ水槽サイズに合ったものを購入してくださいね。

 

市販のオキシドールを使用する場合は計量する際のメモリが書かれてない場合があるので計量カップなどを用意してあげてください。

 

オキシドールは白点病対策に効果があるとされていますが、あまりにも白点病が広がりお魚がもう末期状態の場合は効果がほぼありません。(オキシドールは白点虫を殺すだけで、お魚の体調を良くするわけではありません)

一番は当然白点病を出さない環境にすることですが、お魚は元気だけど痒そうにしている、白い点々が見え始めたと早めに分かった時点で必ずICHなどの対策を始めてください。

人間の病気と同じで早期発見が大事です。

 

美しいアクアリウム水槽を楽しむために水槽の環境を常に気を付けて病気などの予防など事前対策は必ず行いましょう!

今回は白点病の心強い味方・ICH(オキシドール)のご紹介でした!

 

弊社は関東全域でアクアリウム水槽の設置やメンテナンスを行っています。

海水魚水槽や水草水槽、テラリウム水槽、造花水槽、アロワナ水槽などほぼすべてのジャンルを取り扱っています。

もしアクアリウム水槽を導入してみようかお悩みの方がいましたら是非アクアリンクにご相談ください!

 

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この記事を書いた人

2019年より水槽のメンテナンス部、アクアリウムデザイナーを経て、アクアリウムプランナーとして、クライアント様の想像を超えるアクアリウムを日々ご提供しております。

創業から21年間のノウハウが詰め込まれたブログになりますので、アクアリウムにチャレンジしてみたい方にとって、有益な情報になるかと思います。
ご質問がある方は弊社のお問い合わせフォームよりご連絡ください。

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