常に微笑んでる顔?パロットファイヤー!

みなさんこんにちは、アクアリンク千葉です(‘◇’)ゞ

今回は淡水アクアリウム水槽で一般種ではないのですが、一部で人気のあるお魚をご紹介します!

 

 

オレンジ色の派手な体色、常に笑っているように見えるおちょぼ口、クリクリな目が特徴的なお魚…パロットファイヤーです!

ショップでは数cmほどの幼魚がよく販売されていますが、実は最大15cm~30cm近くまで成長する中型シクリッドなのです。

 

実はこのパロットファイヤーは野生では存在していない種類です。フラミンゴシクリッドと呼ばれるお魚とシンスピルムと呼ばれるお魚を交雑させることで誕生した品種です。交雑種のためか、中型~大型魚は長生きするものが多いですがパロットファイヤーは7年前後と少し短いです。(もちろん飼育環境によって前後します)

 

ちなみにオレンジだけでなく青や紫、黄色の体色をした種類や”キングコングパロット”と呼ばれる大型化する種類、尾びれと背びれの距離が近くなりハートの形に見える”ハートテールパロット”などパロットと言っても様々な種類がいます。

 

また、こんなヘンテコなお魚、繁殖させたら面白いだろうな…と考える方もいるかと思いますが実はこのパロットファイヤーは交雑種のため繁殖機能がありません。

メスは卵を産むことができるのですがオスの生殖機能が発達してないのです。

 

繁殖は不可能ですが、飼育自体は非常に容易なので今から書いていこうと思います!

まずパロットは15cm以上(キングコングパロットは30cm近く)成長するので、60cm~90cmの水槽が最低でも必要です。

パロットは糞の量が多くかなり水を汚すためろ過機は外部式か上部式フィルターが必要となります。

レイアウトは水草などは特に必要ありません。糞の量が多いということで床に砂を敷かないベアタンク式で飼育している方も多く見られます。

ベアタンクだと掃除が非常にしやすいのですが、お魚が落ち着きにくくなったり体色の色揚げに支障が出る場合があるので様子を見て砂を敷くか決めてください。

適正水温は25℃~28℃なので冬や夏はヒーターや冷却装置が必須になります。

餌は乾燥クリルや肉食魚用の餌(キョーリンさんが出しているキャットやカーニバルなど)、小魚を食べてくれます。特に人工餌に餌付きにくいということはないので、ほとんどの個体が食べてくれるかと思います。

 

混泳ですが、こんな顔をして実は中々に気性が荒いお魚です。そこらへんはさすがシクリッドというべきでしょうか(^-^;同種他種ともに喧嘩やイジメが普通に起きます。もしパロットを複数入れたい場合、多めに入れることで縄張りを作らせないようにすれば喧嘩は起きにくくなります。他種との混泳をする場合、パロットより大きいお魚(アロワナなどの大型魚)や生活圏が被らないお魚(大型のプレコやポリプテルス等)をオススメします。

とはいえそれでも絶対に喧嘩は起きないとはいえないので基本的には単独飼育をオススメします。

 

性格に難ありですが、非常に丈夫なお魚で販売価格も安価なので初心者の方でも育てやすいお魚です。毎日お世話をしていると人に慣れて餌くれダンスや手をつついてきたり触らせてくれたり観賞魚というよりペット感覚になるかと思います(^^)

ちなみに私のオススメは正面顔です。あの常に微笑んでて何も考えてなさそうな顔…何か悩んでる時に正面顔を見ると一気にどうでもよくなるくらい癒されます笑

そんなとこがパロットの魅力でもあるのかもしれません(;・∀・)

 

今回はペット感覚にもなれる丈夫で可愛いお魚、パロットファイヤーのご紹介でした!

 

弊社は関東全域でインテリア水槽の設置メンテナンスを行っています。

今回のパロットはもちろん、アロワナなどの大型魚、水草水槽、海水魚水槽、テラリウム水槽など様々なジャンルを取り扱っています。

もしアクアリウム水槽やメンテナンスにご興味がある方がいましたら是非弊社アクアリンクにご相談ください!

 

水槽空間プロデュース企業アクアリンク公式サイトはこちらから!

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この記事を書いた人

2019年より水槽のメンテナンス部、アクアリウムデザイナーを経て、アクアリウムプランナーとして、クライアント様の想像を超えるアクアリウムを日々ご提供しております。

創業から21年間のノウハウが詰め込まれたブログになりますので、アクアリウムにチャレンジしてみたい方にとって、有益な情報になるかと思います。
ご質問がある方は弊社のお問い合わせフォームよりご連絡ください。

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