水槽にウイルス??

先週、葛西臨海水族館のマグロの件で話をしたが、
今回はその続き、なぜウィルスが持ち込まれるのか、についてお話します。

ちょっとマニアックな話になるのですが、

魚がどうやって運ばれるかのお話から始まります。
魚は海に泳いでいるわけですが、シッパーと呼ばれるいわゆる観賞魚専門の漁師さんがいるわけです。
そのシッパーは、海に潜ったり、釣ったり、網にかけたりしながら、
目的の魚を生きた状態で確保し、いったん、自社のストック管理水槽に放流します。

実はその時、その管理水槽が汚れていた場合は、大自然の海と違って雑菌がわきやすい状態になります。
そこで一時的にストックされた魚達は、ここで雑菌に感染して、発病します。
しかし病原菌は潜伏期間があるので、新しく水族館などに移されてから発病するケースがあり、
その場合はまるで水族館で発病したかのように感じるのですが、実は既に感染したという場合があります。

今回のケースは、このように新しく追加した魚から菌が持ち込まれたパターンかもしれませんね。

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この記事を書いた人

2019年より水槽のメンテナンス部、アクアリウムデザイナーを経て、アクアリウムプランナーとして、クライアント様の想像を超えるアクアリウムを日々ご提供しております。

創業から21年間のノウハウが詰め込まれたブログになりますので、アクアリウムにチャレンジしてみたい方にとって、有益な情報になるかと思います。
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