ひっくり返ってしまう病気・転覆病

みなさんこんにちは、アクアリンク千葉です(‘◇’)ゞ

今回は楽しく鑑賞できて癒されるインテリア水槽の天敵の一つであるお魚の病気についてお話しします!

病気と言っても白点病やエロモナス、尾ぐされ病、転覆病などなど様々な病気があり全部書いていくととんでもなく長くなっちゃうので今日は転覆病について書いていこうと思います!

 

転覆病とは簡単に言うとお魚がお腹を上にして浮いてしまう病気です。

金魚などの丸い体をしたお魚がなりやすいと言われていますが、熱帯魚の中でも似たような体系をした種類も発症することがあります。ベタでもなると聞いたことがありますね…。

 

 

発症すると最初はお魚は泳ぎが不安定になり、横向きになったりクルンとひっくり返ってしまったり、重症化するとそのまま浮いて水面にお腹を出す形になり元の体勢に戻れず沈めず衰弱して死んでしまう場合もあります。

実は転覆病になる原因は複数あるため一度こうなってしまうと完治させることが難しく、健康なうちから常に予防しておくことが大切です。

 

転覆病の原因ですが、まず水温が低下する冬場にかけて発症しやすくなると言われています。他にも餌の与えすぎ、人工飼料による腸内でのガス溜まり、水質の悪化、ストレスがあります。

 

完治しにくいので常に予防が必要…と書きましたが、そんなに警戒しなくても大丈夫です。

phや水温、水の汚れを観察して適度にメンテナンス(水換えや低床掃除)を行い、お魚がしっかり泳ぎ餌を食べて糞を出しているか、餌の量は適量か、水槽の大きさに対してお魚の量は適量か、いじめられたりしていないか…このような基本的なことができていれば転覆病にはかかりにくいはずです。

特に餌については金魚であれば与えれば与えるほど食べるのでつい可愛くて与えすぎてしまう…という場合もよく聞きます。

 

もし転覆病を発症したり初期症状が出てしまった場合は水質を改善することを第一に考えます。初期症状であれば餌の与える量を減らし、数日間断食させて消化に専念させます。

次に別の水槽やバケツに移して塩浴させます。濃度は0.5%ほどですが、わかりにくいと思いますので金魚や汽水魚に使える塩分濃度計が販売されているのでそちらを買うといいと思います。

 

そこから回復してくれれば完治の見込みはあります。が、環境が今のままであればまた発症してしまうことがあるので、まずは水槽内の環境を改善、餌の量を調節してからもとに戻してあげます。

餌はもし人工飼料を与えているのであれば当分はアカムシやイトメなどの冷凍餌や活餌を与えてあげてください。

また、もし複数飼育している場合はできるだけ転覆病の子だけはしばらく単独飼育にしたほうがいいでしょう。

(お魚は生き物なのでこの方法で確実に治るとは限りません。治る個体もいれば改善しない個体も存在します)

 

頑張って泳いでも浮いてしまったりひっくり返ってしまう姿を見るのは非常に心が痛みます。お魚たちが病気にならないように日々の管理を怠らないように気を付けてあげてくださいm(__)m

 

今回は転覆病のご紹介でした!

 

弊社は関東全域でインテリア水槽のメンテナンスや設置を行っています。

金魚水槽はもちろんのこと、海水水槽や水草水槽、古代魚水槽、テラリウム水槽など様々なジャンルを取り扱っています!

病気についても詳しいスタッフばかりなのでもし何か困ったことがあればいつでもご相談に乗ります!ご安心ください(*’▽’)

 

もしインテリア水槽を置いてみようかお悩みの方がいましたら是非アクアリンクにご相談ください!

 

水槽空間プロデュース企業アクアリンク公式サイトはこちらから!

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この記事を書いた人

2019年より水槽のメンテナンス部、アクアリウムデザイナーを経て、アクアリウムプランナーとして、クライアント様の想像を超えるアクアリウムを日々ご提供しております。

創業から21年間のノウハウが詰め込まれたブログになりますので、アクアリウムにチャレンジしてみたい方にとって、有益な情報になるかと思います。
ご質問がある方は弊社のお問い合わせフォームよりご連絡ください。

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